服を作るということ

趣味で洋服を作っています。
まだ上手に作れません。
あんまり認めたくないけど、買ったほうが安くてきれいなものが手に入る。
そんなレベルです。

中学生くらいのころ、思いつくままにハギレで縫ったスカートはピチピチ。
それもそのはず、ゴムも入れないで、ただただぴったりサイズに縫い合わせただけのものでしたから。

挑戦しては失敗してあきらめ、というサイクルが何度かめぐり、今はその何度目かの洋裁ブームの只中。

最近まで、正しい縫い代のつけ方も知らなかったし、
今のやり方だって、正しいのかどうかよくわからない。

ここまで言い訳しなくたっていいんだろうけど(笑)
ほんとうに、不器用だなぁと思います。
その上完璧主義。

それでも、どうしてだろう。
自分の服が作れたらいいな、という思いが消えることはなかった。


お気に入りの型紙を何枚か持っている。
素敵な生地を見つけたらサッと縫って次の日には着れる。
こどもの「こんな服がほしい!」に応えてあげられる。

そんなのに憧れます。

それに。
買い物に出かけたり、迷ったり、ほしいものがありすぎて困ったり、なんてことからも解放されたい。


おうちのふく

最近、行司千絵さんの本を読みました。

 おうちのふく

洋裁本ではなく、エッセイです。

着る人を想い、デザインから生地選びまで、その人に合う服をつくるスタイル。
まさに、サブタイトルにある「世界で1着の服」づくりをされています。

行司さんがおずおずと自信なさげに作業を進めている様子。
でも、ひらめいたらダーッと突っ走り完成させる様子。
依頼主とのやりとりと、心の声。
次々に情景が思い浮かぶようなエッセイで、おもしろくて一気読みしました。

読み終わって気づいたのは、わたしは、既製服と張り合おうとしてたかもなってことでした。
既製服みたいに、キレイには作れないって。(そりゃそうだ)

行司さんみたいに、世界で1着の服作りを楽しむのっていいな。
それこそ、手づくりの醍醐味だよな。
って思いました。






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